2020/10/16
自律神経失調症、鍼灸について!

こんにちは!

東京メトロ丸の内線「東高円寺駅」から徒歩1分にある「東高円寺みやび整骨院」です!

 

今回は鍼灸師の山岸が担当します!

東高円寺みやび整骨院で働かせていただいております!今年で2年目になります。

趣味は、剣道、映画鑑賞、野球、海釣りです。釣りは横浜の大黒ふ頭、本牧ふ頭、横須賀辺りまで行きます。

剣道は高校までやってました!今も地元の道場に行っています。

 

少しでも皆さんのためになるようなことをお伝えできればと思っていますので、

読んでみて気になった方は、お気軽にお問い合わせくださいね!

 

 

今回は、自律神経失調症についてお話しします!

実は、皆さん知っていますか?自律神経失調症は

鍼灸治療が効くのです。そこについてもこれからお話をして行きます。

 

(自律神経失調症とは!)

 

自律神経失調症とは、不規則な生活習慣やストレスなどによって、体を働かせる自律神経のバランスが乱れ、体にさまざまな不調が起こる事を言う。また、心因性自律神経障害とも呼ばれる。

 

(自律神経とは!)

自律神経とは、交感神経と副交感神経のこの2つの対照的な働きを持つ神経に分類され、この2つの神経の働きによって、体内の環境のバランスが保たれているのです。これが、不規則な生活習慣や過度のストレスなどによって、バランスが乱れてしまうと、身体や心に様々な不調・症状が現れ、自律神経失調症となる。

 

(自律神経の働き)

交感神経は、人が活発に活動している時に働く神経で、働きとしては

 

・内臓の動きは抑制

 

・筋肉の緊張を保つ

 

・目の瞳孔を広げる

 

・心臓の働きを活動にする。(拍動を早める。)

 

・肺の動きを活発にして、呼吸を早める

 

・脂肪を分解してエネルギーを生み出す

 

などがあります。交感神経は、外で働いたり活動したりするのに適した身体状態をつくることができます。

 

副交感神経は、活動になると

・胃腸の動きが促進され、消化や排せつをスムーズにする

 

・脂肪を蓄積する

 

・筋肉の緊張をゆるめる

 

・脈や呼吸をおだやかにする

 

・血管を広げてリラックス状態に導く

 

など、消化・排せつ・睡眠・細胞の修復等の生体を健全に維持するための内部活動に適した身体状態がつくられます。この2つの神経が、状況に応じて切り替わり、バランスが保たれている事が重要です。これが、崩れてしまうと『自律神経失調症』になります。

 

(自律神経失調症の原因)

自律神経失調症の原因としては、生活リズムの乱れや肉体的・精神的なストレスであることが分かります。また、真面目で几帳面、神経質な方に多く見られます。

心の症状も身体の症状も人それぞれ、出方は様々ですが、対処法としては、要因となったストレスからの解放が求められることになります。

 

(自律神経失調症の症状)

自律神経失調症になるとさまざまな症状が現れる。主な症状としては、

・慢性的な疲労や怠さ

 

・めまい

 

・頭痛

 

・耳鳴り

 

・疲れ目

 

・動悸

 

・息切れ

 

・手足のしびれや痛み

 

・胃の不快感や吐き気

 

・下痢

 

・便秘

 

・肩こり

 

・筋肉の痛み

 

・生理不順

 

・早漏

 

・射精不能(頻尿や残尿感)

 

・口や喉の不快感

 

・不眠

 

などが現れます。

 

 

精神的な症状としては

 

・イライラ

 

・不安感

 

・疎外感

 

・落ち込み

 

・やる気が出ない

 

・ゆううつになる

 

・感情の起伏が激しいあせりを感じる

 

・恐怖感に襲われる。

 

などが症状として現れます。

 

次は、なぜ自律神経失調症には、鍼灸治療が有効なのか!を教えて行きます。

 

(自律神経失調症はなぜ鍼灸治療が有効なのか?)

鍼治療は、基本的に自然治癒力を高める治療だと言われています。弱ったところや悪いところがあると、体が本来の正常な状態に戻ろうとして、自分の力で治そうとする力を発揮します。これを自然治癒力と言います。

鍼治療は、体の不調に効果があるとされるツボに鍼やお灸で刺激を与え、自然治癒力を高めて血液循環や内臓、免疫などの働きをその人本来の正常な状態に戻すように体に働きかけることで、体の不調を改善して行きます。

自律神経失調症の場合は、臓器の乱れだと考えられています。鍼治療は、体全体のバランスを診る事を基本としていますので、内臓や脊髄などの中枢神経の機能低下を改善し、交感神経と副交感神経のバランスを整える事で、体全体の血流の改善を良くして行く事を

主眼とします。

 

当院では、鍼治療で自律神経失調症に効く経穴や硬穴、ストレスに効く経穴、背部にある自律神経を整える経穴を使って、自律神経や内臓機能等を整えて自然治癒力を高める治療方法を行っております。

初めてご来院される方には、しっかり問診をさせていただき、理解していただくために、国家資格である鍼灸師の免許を取った先生が、何度も説明させていただき御理解していただいた上で施術を行って行きます。

 

 

今からいくつか、ご自宅でも行える簡単な経穴をご紹介致しますので、ツボ押しを行ってみて下さい。↓↓↓

 

 

①ツボ名:百会(ひゃくえ)

場所:頭のてっぺん、左右の耳の先端を結んだ線と眉間を後ろに下がった線が交差するところ。

手技:両手の人さし指で頭の中心に向け押す。15回ぐらいじっくりと押して離す。

②ツボ名:太衝(たいしょう)

場所:足の甲で、足指の第一の骨と第二の骨の交わるところの前の窪みにあるところ。

手技:爪楊枝を10~15本、ゴムバンドで束ねる、あるいは指圧をしてみましょう。気持ちがイライラするような場合はやや強めの刺激が効果的。

③ツボ名:内関(ないかん)

場所:手のひら側の手首のしわの中央から肘に向かって指幅三本分のところ。

 

④ツボ名:労宮(ろうきゅう)

場所:手のひらのほぼ中央にあるくぼみにある。

手技:親指でツボの所に20回くらいゆっくり押し揉む。指で強めに押しましょう。

コロナ自粛により疲れたお身体で痛みのある方は、

どうぞこの機会にお気軽にお問い合わせください!

東高円寺みやび整骨院

03-6304-9943