2020/12/01
産後のお悩みありませんか?
こんにちは!東高円寺みやび整骨院です。
いつもブログをご覧いただきありがとうございます!
今回は産後のお体の話をさせていただきたいと思います。
産後にこのようなお悩みを抱えていらっしゃいませんか?
- 腰が痛くなってしまった
- 疲れが取れなくなった、疲れやすくなった
- しびれなど今までなかった症状がでてきた
- 産後太りで体型が戻らない
- 腰でつっかえて服が入らない
- 抱っこで背中が辛い
- 肩こりがひどい
- 足がむくむ、冷える
などなど…
これらの症状の主な原因は『骨盤』にあります。
皆さんは産後の骨盤の状態が普段の状態とどう違うかご存知ですか?
次の図をご覧ください
普段の状態であれば左右の骨盤同士は靱帯などによってがっちりと固定され、
安定している状態です。しかし産後の骨盤は出産に向けてホルモンによってこの靱帯が
緩くなってしまっているので全く安定せず、体のバランスが崩れやすくなっています。
では、このバランスが崩れてしまうことで、何が起こると思いますか?
まず安定性がなくなることにより状態をまっすぐキープすることができなくなります。
それにより背骨が正しい弯曲から歪んでしまうのです。
では背骨がゆがんだら?
筋肉が必要以上に引っ張られたり縮んでしまうことで血行が悪くなり、
コリや痛みを感じやすくなります。
次に骨盤が開いている状態では何が起こるのか?
骨盤が開くということは先ほどお話しした安定性に欠けることにより、
骨による支持性が失われ筋肉だけで支えようとするので、骨盤に付着している筋肉にとても大きな負担が加わります。
さらに妊娠中は骨盤周りの筋肉が落ちるので普段の何倍も負担が増え、
それにより慢性腰痛やぎっくり腰などを引き起こしやすくなってしまうのです。
また、腰回りの筋肉が固くなってしまうことにより神経を刺激してしまい、坐骨神経痛などを発症してしまうことも多いです。
そして骨盤が開くことによる最も困ること、それはO脚です。骨盤が開くと股関節の関節面が後方にずれます。
それにより自然とがに股方向に股関節がねじれていきます。それにより徐々にO脚が完成してしまうのです。
O脚になると何が問題なのか、結論から言うと将来的に膝が悪くなります。
病名でいうと変形性膝関節症のリスクが高まります。
画像をご覧ください。
О脚の膝を拡大するとこうなります。
О脚では常に膝の内側に負担がかかっている状態です。
それによりひざ内側の軟骨がすり減りやすくなり、結果関節の変形につながりやすいのです。
このような変形した状態になってからではもう治療は難しく、痛みと付き合っていくしかなくなってしまいます。
ではこのようにならないために、いったい何をしたらよいのか?
ここで大事になってくるのが骨盤矯正とEMSです。
当院では産後の方にはまず骨盤矯正によって骨盤の開き、傾き、捻じれを改善します。
その後EMSによって、妊娠中弱ってしまったインナーマッスルをトレーニングして、体の安定感を高めていきます。
その都度骨盤の開き具合、ウエストなど計測していき、体の変化を実感していただきます。
しっかりと治療を行っていけばこういったリスクが回避できるだけでなく、以前よりも状態をよくすることも可能です。なぜなら
不安定な状態=変化が大きい=普段よりも効果が出やすい
ということなんです。
なので産後期間は大きくお身体を変化させる絶好のチャンスでもあります。
時期はいつから始めればよいのか、これは次の図をご覧ください。
妊娠期間はリラキシンというホルモンによって骨盤を徐々に開いていき出産に向けた準備をします。
そしてリラキシンは産後約8か月まで出続けます。
そのホルモンが出ているうちは骨盤が不安定になります。なのでそのホルモンが出なくなるまでは
産後矯正を行っていくことが重要になります。
矯正治療を始める時期としては、産後の体の状態が安定し始める二か月目からが最も良いです。
逆に半年を超えてきてしまうとホルモン量が減り、骨盤の動きが少なくなってしまうことで、矯正効果が出づらくなってしまうのです。
産後体がどのように変化していくかお判りいただけましたか?
今妊娠中の方、産後矯正をどうしようか悩まれている方は、まずは一度ご相談ください。
状態や、治療内容について丁寧に説明させていただきます。
東高円寺みやび整骨院は日曜日以外診療しておりますので、
お気軽にお問い合わせください!