2020/12/15
頭痛について

こんにちは!
東京メトロ丸の内線「東高円寺駅」から徒歩1分にある「東高円寺みやび整骨院」院長の浦田です。
今回は私が担当させて頂きます。

もう12月も半分終わってしまいますね。ここ近年は特に1年が終わるのを早く感じます。
年末年始は皆さんどう過ごされますか?
当院は12/30まで通常営業しているので、1年最後の疲れや痛みを取りに当院を頼って頂ければ幸いです。
今週から気温がグッと下がるそうなので、しっかり暖かくして体調を崩さないようにお気をつけ下さい。

さて、今回のテーマは「頭痛」です。
頭痛はありふれた症状です。頭痛は病気ではなく症状なのでなくなることはありません。例えばお酒を飲み過ぎたり、寝不足が続いても頭痛が起こるようになっています。
現在日本には、約4000万人の頭痛患者さんがいるとも言われています。
頭痛のほとんどは辛いけども、命にはかかわらない頭痛です。ただ一部には放っておくと命にかかわる頭痛も存在します。
これらを区別するのはとても大事です。

頭痛には大きく分けて2種類あります。
「一次性頭痛」そして「二次性頭痛」です。
一次性頭痛はいわゆる頭痛持ちの頭痛で、二次性頭痛は脳の病気によっておこる頭痛です。

一次性頭痛にも3つの種類があります。
①緊張型頭痛
②片頭痛
③群発性頭痛

どういった違いがあるのか説明していきます。

「①緊張型頭痛」
頭痛の中で最も多いもので、肩こり頭痛とも言われています。肩こり首こりなどが強く発生して頭が強く締め付けられるような痛みを感じる頭痛です。ストレスでの影響が大きく、長時間のパソコン作業をする人、運転手の方とかによくみられます。緊張型頭痛は何とか生活や仕事が出来る痛みですが、常に頭が重く、肩も首もパンパンなります。

「②片頭痛」
ズキズキと頭が痛むタイプの頭痛で、多くは頭の片側に症状が出ます。寝込むほどの頭痛が周期的に襲ってきます。日常的に支障をきたし、仕事や家事などを休まざるを得ない事もあります。
発作的に起こり吐き気を伴ったりし、身体を動かすのが辛くなり、横になって寝ているしか手立てが無くなるほど辛い頭痛です。光や音の刺激で悪化したり、匂いに敏感になったりします。前触れとして視界にチカチカするものが拡がったり(閃輝暗点)や手足のシビレや脱力感を感じたり、喋りにくさがおこったりする事があります。
片頭痛は一次性頭痛ですが、前兆がある片頭痛は脳卒中のリスクとなる事が知られており、注意が必要です。

「③群発性頭痛」
頭痛全体の3%ほどで、とても珍しいタイプの頭痛です。症状は片頭痛に似ていますが、1年に1ヶ月だけ、3年に1ヶ月だけとかある期間に集中して起こる事が多く、目をえぐられのたうち回るくらいの痛さが出ます。毎日同じ時間に症状が出たりして、激痛で目が覚める事もあります。頭痛周期が終わるとウソのように症状が無くなるのが特徴です。男性に多いのも特徴です。
と、いうのが一次性頭痛の説明になります。

そして二次性頭痛というのが「原因がはっきりしている頭痛」のことです。
頭痛は原因が治れば軽減していったり消失していきます。二次性頭痛は先にも記述しましたが脳の病気によって起こるものであり、命にかかわるものがあります。
代表的なものとして脳動脈瘤が破裂しておこる「くも膜下出血」があり、他にも「脳腫瘍」「脳出血」「髄膜炎」などがあります。

二次性頭痛の原因は外傷、感染、脳腫瘍、自己免疫疾患など多種多様です。また薬物乱用頭痛も二次性頭痛に含まれます。
一般的に「突然に起きた頭痛」「今まで感じたことがない頭痛」「意識が悪くなり、言葉や運動麻痺などが同時に起こる頭痛」は命にかかわる可能性が高いと考えられます。
もし、このような頭痛が出た場合はすぐに脳神経外科や神経内科などの専門病院を受診しましょう。

とにかく頭痛の原因としては、、
ストレスを溜めたり、過労やデスクワーク、パソコンスマホなどの画面を長時間見続ける環境、ホルモンバランス、自律神経の乱れが頭痛を招く主な原因となります。
また、首コリ肩コリも頭痛を引き起こす原因となります。生活環境によって筋肉が収縮し、骨格や内臓が歪んで血管が圧迫されて痛みとなって現れます。

当院にご来院される方、特にデスクワーカーの方に多いのが首肩の症状や頭痛がある方です。
これを読まれている方で当てはまる方は是非1度頼ってみて下さい。
当院では丁寧なカウンセリング、検査で1人1人に合った治療プランを提案し、施術致します。
お力になれるかもしれませんので、気になれば1度ご連絡頂ければ幸いです。お待ちしております。