2021/01/12
美容鍼 ~シミ編~

新年あけましておめでとうございます!

昨年は大変お世話になりました

本年もよろしくお願いいたします!

 

お正月からとても寒い日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

新年最初の投稿はお顔のお悩みでとても多い【シミ】についてお話させていただきます。

 

 

◆そもそもシミはなぜ起こるか?

 

なんとなく齢のせい、紫外線のせいかな?と思っていても詳しいメカニズムはわからないという方が多いので解説していきます。

シミの色と深さ

 

シミのできる一番の原因としてはやはり【紫外線】が挙げられます。

紫外線の刺激を肌が受けると肌細胞の中で、活性酸素が生まれます。

活性酸素がメラニンを発生させるチロシナーゼを活性化させ、メラノサ

イト内のチロシンを酸化させます。

それによりチロシン⇒ドーパ⇒ドーパキノン⇒ユーメラニン・フェオメ

ラニンと変化して皮膚にシミが出来るんです。

このため美白化粧品などはこのチロシナーゼをターゲットにしたものが

多くなっています。

 

 

※紫外線は夏だけ予防すればよい?

 

これを思っている方が当院の患者さんにもとても多いです。

実は五月ころからかなりピークを迎えています!

とくに3月〜5月は冬の乾燥で肌が弱っているところに急に紫外線が増

えるので肌がダメージを受けやすく肌のトラブルが多くなります。

ただし、秋冬も紫外線がなくなるわけではないので、注意が必要です。

 

 

また紫外線には主に二種類ありAとBに分けられます。

 

●UVA波…地表に降り注ぐ紫外線の9割を占める。

波長が長く、雲や家の中・車の窓ガラスも透過して肌にも到達するた

め、「生活紫外線」とも呼ばれます。

UVAを浴びると、肌はゆっくりと黒くなり、シワやたるみを引き起こします。

 

●UVB波…波長が短いのがUVB。

屋外での日焼けの主な原因となるため「レジャー紫外線」とも呼ばれます。

たくさん浴びてしまうとすぐに赤く炎症を起こし、メラニンをつくら

せ、シミや色素沈着の原因になります。

 

 

月別 UVA・UVBの量

この図を見て頂ければ一目瞭然のように、一年を通して紫外線はお肌に

降り注いでいるのです!

ですので毎日の紫外線対策で数年後の肌に差がついていきます。

 


 

 

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また、要因の一つに【ターンオーバーの乱れ】も挙げられます。

 

ターンオーバーはご存知の通り、約一月の表皮の生まれ変わりを指します。

この代謝サイクルが乱れたり、遅れてしまうことにより排出が遅れ、肌

表面にメラニン色素が沈着してしまうことで起きてしまいます。

ターンオーバーを乱してしまう原因としては以下の物が挙げられます。

 

 

🔲寝不足

🔲疲労

🔲ストレス

🔲喫煙

🔲過度のアルコール

🔲便秘

🔲運動不足

🔲冷え性

🔲食生活の乱れ

 

さていくつ当てはまりましたか?

三つ以上当てはまる方は要注意!

手遅れにならないうちに、今すぐ改善していきましょう!

 


 

◆シミには種類がある

 

また一口にシミといっても種類があるのはご存じでしょうか?

大まかな分類とおすすめのケアについてお話します。

 

・日光黒子【老人性色素斑】

 

紫外線や加齢によって生じるシミで、大多数の方ははこれにあたります。

頬骨や目じりなどにできやすく、境界線がはっきりしているのが特徴になります。

顔だけでなくデコルテや手などにも表れ、進行すると脂漏性角化症になることも…

 

●ケア↓

初期の薄いものに関しては美白化粧品やピーリングが有効です。

一度濃くなると改善には時間がかかりますので、

紫外線対策・抗酸化・抗炎症ケアによる予防が最も大切です!

 

 

・そばかす【雀卵斑】

 

これは主に遺伝によって生じるもので、他には紫外線などの影響もあると考えられています。

色白の方に多く、通常であれば大人になるにつれ薄くなっていきます。

鼻の周りに小さな斑点として現れるのが特徴です。

 

●ケア↓

美白化粧品では効果が出づらいものが多く、紫外線によって悪化してし

まうことが多いタイプなので、紫外線対策は必須です!

レーザーやフォトフェイシャルが有効な場合もあります。

 

 

・炎症後色素沈着

 

やけどやニキビなどの炎症から肌を保護するために分泌された、過剰な

メラニンが沈着することで生じるシミです。

肌が再生するにつれて徐々に薄くなっていきます。

 

●ケア↓

美白化粧品・ピーリングの効果がとてもよく出るタイプです。

かきむしったりしないように注意です。

抗炎症・紫外線ケアによって回復を早めることができます。

 

 

 

・肝斑

 

ホルモンの乱れがメラノサイトに影響し、メラニン色素を過剰産生する

ことでおこり、30~60歳によく見られます。

左右対称に頬骨の部分にもやのように広がるのが特徴です。

出産を機に出現し、閉経時に薄くなることが多いです。

 

●ケア↓

初期の物はトラネキサム酸配合の美白化粧品などが有効です。

紫外線により悪化するので対策はこれも必須です。

またレーザーは悪化の危険性が高いのでお勧めしません。

 

等の種類があります。

あなたはどれに当てはまりましたか?


 

◆鍼の効果

 

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肌の真皮層に鍼を打ち細胞に微小な傷を付けていくと、体が異物を排除

しようとしてマクロファージ(免疫細胞)を活性化させます。

するとその刺激で傷を治そうとする働きが集まり、コラーゲンの元となる

繊維芽細胞の量が増え、ターンオーバーを促してメラニンの排出を促

、シミやくすみが目立ちにくい肌へと整えてくれます。

 

 

シミやくすみ、そばかすが目立つ肌は、真皮層に十分な水分が蓄えられ

ておらず、ターンオーバーがうまくいっていない場合がほとんどです。

 

お肌の透明感を取り戻すためには、まず肌内部の水分量を安定させるこ

とが重要なんです!

 


 

いかがでしたでしょうか?

シミはまず作らないための対策が最重要です!!

もうシミが出来てしまっている方は現状を改善+増やさないために・

まだできていない人はこれから作らせないために、

その一因である紫外線、これをいかに抑えるかがカギとなります。

正しいケアで、きれいなお肌を作っていきましょう!


 

 

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