2021/02/26
美容鍼 ～ニキビ編～
こんにちは！東高円寺みやび整骨院です！
寒暖差が激しく体に不調が出やすい気候が続きますが、いかがお過ごしでしょうか？
今回のブログは【ニキビ、吹き出物】についてお話していこうかと思います。
◆そもそもニキビとは？
多くの人が経験するお肌のトラブル、「ニキビ」。軽い症状も含めると、成人の90％以上がこの病気を経験していると言われています。
平均発症年齢は13歳から18歳程度が多いことから「青春のシンボル」と呼ばれることがありますが、近年は成人の発症も多く、「大人ニキビ」という言葉も一般化しています。
医学的には「尋常性痤瘡(じんじょうせいざそう)」という名前があり、立派な皮膚疾患のひとつで、毛穴に発生する慢性炎症性疾患、または、炎症を起こす前の状態です。
◆ニキビがなぜできてしまうのか
皆さんはわかりますか？
基本的にニキビができてしまう原因として、以下の物があります。
・肌の乾燥
・脂っぽい食事
・ストレス
・紫外線
・睡眠不足
・不十分な洗顔
・ビタミン不足
・冷え、血行不良
・ホルモンバランスの乱れ
・間違ったスキンケア(過度な保湿など)
などなど…様々な要因が重なることで生じます。
上記の要因によって
●皮脂の過剰分泌
●角化異常による毛穴のつまり
●アクネ菌の繁殖
がおこり、ニキビとなってしまうのです。
なかなか治らないとお悩みの方、スキンケアだけでなく生活から変えていきましょう。
また、まだなっていないけど複数当てはまってしまっている方は、症状が出てしまう前に早いうちに改善していきましょう！
◆ニキビのできやすい場所は？
思春期や年齢などによってできやすい場所が変化します。
●Tゾーン＜おでこや眉間、鼻＞
⇒主に思春期(皮脂量が多い時期)にできやすい!
思春期を迎えると、人間の身体の中は成長ホルモンや性ホルモンの分泌量の急激な増加が起こり、皮脂の分泌が促進されて過剰になりやすい状態になります。
Tゾーンは、顔の中でも特に皮脂腺が多く、しかも大きいことから皮脂の分泌量が自然と多くなります。そのため、思春期にはTゾーンにニキビができやすくなるのです。
●Uゾーン＜頬、あごのライン＞
⇒新陳代謝が乱れる事でおこる(大人ニキビ)
Uゾーンは、もともと皮脂が少ない部分ですが、肌の乾燥や新陳代謝の乱れが原因でニキビができやすくなるといわれています。また、ス
トレスなどによってホルモンバランスが崩れ、男性ホルモンが多く分泌されているときにもできやすくなります。
◆ニキビのメカニズムは？
ではここからニキビがどのようにして発生していくのか、そのメカニズムを解説していきます！
ニキビの流れ～
1.何かしらの要因で毛穴の出口近くで角化異常が起こり、毛穴が塞がれ皮脂は外に出られなくなります。（面皰：めんぽう）
2.それによって皮脂がたまると、皮脂が大好物のニキビ菌が増えます。
ニキビ菌がいろいろな炎症を起こす物質を産生し、赤い炎症が起こります。（丘疹：きゅうしん）
3.炎症がさらに進むと、広がった毛穴の壁が破れて炎症は周囲にまで広がり、ウミを持つようになります。（膿疱：のうほう）
4.ニキビをつぶしたり、髪の毛がふれたりすると、刺激でニキビはますます悪化します。
5.ニキビを悪化させると、なおったあとにニキビあとが残ってしまいます。（瘢痕：はんこん）
という流れになります。
この毛穴を詰まらせる原因として、一番多いのが
ターンオーバーの乱れになります。
ターンオーバーが乱れるということはどういうことか、というと
そもそもの役割として肌細胞の入れ替えというものがあります。
約一ヵ月周期で新しいものを下から押し上げていき、古くなった角質を垢としてはがすことでお肌を正常化させています。この機能が正常
であれば基本的には肌理の整ったお肌になります。
ですが、この機能が乱れてしまうことで肌表面に古くなった角質などが排出されずにたまってしまい、それが毛穴をふさいでしまうので
す。
また、同時に乾燥も引き起こしてしまうので皮脂を余計に分泌しようとする働きが起きます。
結果、ふさがれた毛穴で分泌されすぎた皮脂がたまり、ニキビができます。
ですので、ニキビ治療で大切になってくるのは
ターンオーバーを正常化させる+正しいスキンケア+日頃の生活習慣
になります。
このターンオーバーは美容鍼の効果で正常に近づけることが可能です！
加えて正しいスキンケアや生活習慣の改善を行って頂くことで、更に回
復が早まる上に、今後トラブルが起こりにくい肌を作っていくことがで
きます。
少しでも興味を持っていただけたらまずは一度お問い合わせください！
丁寧にご説明いたします。
一緒に良いお肌を作っていきましょう！