2021/04/05
春は自律神経の乱れに要注意!

こんにちは!

東高円寺みやび整骨院の盛田です!

ついに新年度が始まりましたね~、皆さんお身体の調子はいかがでしょうか?

新社会人の皆さんも、二年目・三年目以降の皆さんも、あたらしい環境に変わりまだまだなれないかと思います。

こういう時に身体がなんとなく不調になったり、いつもよりも気分が落ち込んだりしてしまうことが多いですよね。

 

その一因として考えられているのは【自律神経の乱れ】なんです。

今回はそんなお話をしていきます!

 

 

■自律神経ってそもそもなんなの?

 

テレビや雑誌などで目にしたり、耳にすることはあっても、このように思われている方は多いかと思います。

 

 

上記の図を見てください。

これは神経の分類になります。

 

 

中枢神経系は脳と脳の下に続く脊髄にあります。

この中枢神経系の機能は、全身から伝えられる情報を解析・判断し、全身の器官に指令を与える『司令塔』としての役割があります。

 

末梢神経系は中枢神経系から枝分かれして身体の隅々に張り巡らされています。

この末梢神経の機能は、身体中の情報を中枢神経に伝えたり、逆に中枢神経から身体中に伝えています。

また、末梢神経は「体性神経」と「自律神経」の2つに分けることができます。

 

 

体性神経とは、身体が受けた刺激を脳まで伝えたり、逆に脳から身体を動かすための神経系。

自律神経とは、人が意識して動かすことができない内蔵血管といった生命の維持に重要な機能”を制御している神経系

 

に分けられます。

そしてその意識して動かすことができない部分を、交感神経副交感神経のバランスによって保っているのです。

 

 


 

 

■自律神経の主な機能

 

交感神経と副交感神経は対となる働きによって体のバランスを保っています。

それぞれ強く働いている時(優位)に起こる現象(機能)としては以下の通りです。

 

 

 

自律神経の主な機能と体の反応
交感神経が働くと 副交感神経が働くと
瞳孔(ひとみ) 散大(光が多く入るように) 縮小する
涙腺 血管が収縮、涙の分泌が減る 血管が拡張し、涙が増える
唾液腺 唾液が減り、喉がカラカラに渇く 唾液が増える(唾液は消化液)
胃腸の分泌腺 胃液や腸液の分泌が減る 胃液(胃酸などの分泌が増える
胃腸の運動 動きが減り、便秘がちになる ゴロゴロとよく動き下痢に傾く
気管の平滑筋 ゆるんで気管内径が広がる 気管を締め付け気管内径が狭くなる(喘息の状態)
心臓のリズム 心拍数が増えてドキドキする 心拍数が減る
心筋の収縮 大きく収縮しタップリ血液を送る 弱い収縮となる
抹消血管 収縮し、血圧が上がる 弛緩し血圧が低下、片頭痛がする
汗腺 汗をたくさんかく
立毛筋 収縮し鳥肌が立つ
膀胱、直腸の筋肉 尿や便を貯める。便秘になる 尿、便を押し出し、下痢に傾く
膀胱、肛門括約筋 締まって、尿、便を出させない 出口が緩んで、尿便を出す
脳、神経 興奮する 静まって、眠くなる
神経が働く状況 目が覚めて活動を始めるとき、仕事をしているとき、けんかをしているとき、試合や運動をしているとき 寝入るとき、寝ているとき、食事をするとき、のんびり休んでいるとき、排便排尿時
神経伝達物質 アドレナリン、ノルアドレナリン アセチルコリン

 

 

出典<http://www.yamaguchi-naika.com/suko6-6/page3.html

 

 

 

交感神経は昼間や活動しているときに活発になる(アクセル)

副交感神経は夜間やリラックスしているときに活発になる(ブレーキ)

 

 

と思っていただけると良いと思います。

こういった状態のときにどういった状態かイメージしてみるとわかりやすいかと思います。

 

心と体の状態を活発にする交感神経と、心と体を休ませる副交感神経がうまくバランスを取りながら働いているおかげで、

私たちの健康は保たれています。

 

 


 

 

■自律神経が乱れるとどうなるの?

 

皆さんは自律神経失調症という病気をご存知でしょうか?

自律神経の乱れによって引き起こされるもので、基本的には原因がはっきりしないものが多いです。

症状としては、吐き気や多汗、全身のだるさ、頭痛、肩こり、手足のしびれ、動悸、不整脈、めまい、

不眠など、さまざまな症状が見られる病気です。これらの症状は人によって大きく異なります

 

また、自律神経の乱れは臓器にも悪影響を及ぼします。

 

胃酸が過剰に分泌され、胃の痛みや胸やけを感じる「神経性胃炎」、腸のぜん動運動に異常が生じて腹痛を伴う下痢や便秘が起こる「過敏

性腸症候群」がこれに当たります。

また、突然浅く速い呼吸を繰り返す「過呼吸症候群」なども発症してしまう場合がありますので、甘く見てはいけません。

 

 


 

 

■自律神経が乱れてしまう理由

 

 

ソース画像を表示

 

乱れてしまう原因として最も多いのはストレスです。

ストレスといっても精神的なものだけではありません。気温や気圧の変化、空腹、過労など環境的なものや、生理的なものも体にはストレ

スとして感じてしまうのです。

また、偏った食生活、不規則な睡眠などの生活習慣の乱れも要因として挙げられます。

 

特に現代人は様々なところでストレスを感じる事が増えています。そのため常に交感神経が優位になって寝ても休まらない、疲れが取れな

いような状態になっていることがほとんどです。

そんな生活を続けていったら5年後・10年後どうなると思いますか?

 

 

これらを改善していかないことには、例え治療してよくなったとしてもまた症状が現れてしまいます!

まだ症状が出ていない方も、怪しい方も、改善できるうちに変えていきましょう!

 

 


 

 

■改善していくために必要なこと、治療方法

 

では自宅などでどんな事をしたら良いんだ?と思いますよね。

まず自宅で簡単にでいる事として以下の物があります。

 

  • 朝食をとる:朝食をとらないのは体のリズムが始まらないのでかなり悪影響です。要は体が活動モードに入れないという事です。朝食はなるべく毎日時間をきめてしっかり食べましょう。

 

 

  • 腸内環境を整える:腸内環境を整えないと、どんなに食事やサプリで栄養を摂取しても腸内で吸収できないので、とてももったいないです。食物繊維を1日あたり20~25g必ず摂るように心がけましょう。オートミールやもち麦、キャベツなど摂取できるとよいですね。

 

 

  • お風呂に入る:食事でも運動でもできない、「一瞬で体調を整える」という離れ業をやってのけるのが入浴です。お湯は39~41度で、15分入浴するのがゆっくり温まるのでおすすめです。ペットボトルに入れた常温の水をときどき飲んで、代謝をさらにアップさせましょう。それにより副交感神経が優位になり、睡眠の質も向上します。可能なら毎日、難しければ週に2回は頑張りましょう。

 

  • ストレッチをする:普段使うことが少ない場所の筋肉などをしっかり伸ばしたり、動かしたりすることで体全体への血流量を増やし、全体の機能を高めることができます。一日5分、10分でもいいので習慣化させていきましょう!

 

 

 

※当院でできる治療としては鍼治療が大変おすすめです!

自律神経などを整える効果のあるツボを使い、様々な症状に対応します。

また、鍼治療は交感神経の興奮を抑制し、副交感神経を優位にさせることが得意な治療法です。血行を改善する効果もかなり高いのでそう

いった部分での効果も見込めます。

 

もしこういった症状などでお悩みでしたら、まずは一度ご相談いただけたらと思います。

当院のスタッフが丁寧に対応させていただきます。

 


 

いかがでしたでしょうか、思い当たることなどありましたでしょうか?

いろいろな状況・環境が変わる新生活。

身体の変化を見逃さないように、気を付けましょう!

 

東高円寺みやび整骨院

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