2021/08/24
生理前から生理中に起こる不調を改善!

こんにちは!

東高円寺みやび整骨院の盛田です。

夏も終わりに近づいてきましたね、いかがお過ごしでしょうか?

今回は女性の皆さんに向けて、生理前・生理中の諸症状についてお話していきます。

 

まずどんな症状が起こるのか。これは個人差がありますが、心理的なものと身体的なものとに分けていくつか 挙げていきます。

44% 毎月ある/46% 毎月ではないが時々ある /10% なし(小林製薬調べ)

 

●こころの不調                         

・抑うつ気分

・イライラ

・不安感

・怒りの爆発(制御できない)

・混乱した気分

 

 

からだの不調

 

・乳房の張り、痛み

・おなかの張り

・筋肉、関節痛

・頭痛

・腰痛

・倦怠感

・体重増加

・手足のむくみ

・肌荒れ

 

等があげられます。

これらのうちどれか一つでも過去の生理で3回以上、連続して起こっている方は【PMS月経前症候群】と診断されることが多いです。

 

PMS(月経前症候群)とは、Premenstual Syndrome の略で、生理3~10日位前に始まる、さまざまな精神的・身体的な不調のことです。

データによると多くの女性が辛さを実感していることがよくわかりますね。

 

グラフ 月経周期によるPMS症状の変化

月経前症候群は、生理のある女性であれば誰にでも起こり得ます。

症状の程度や感じ方は個人差がとてもあります。他人と比較して軽いからと言って放置してしまうと悪化してしまう事も多くあります。辛いと思ったら早めに対策していきましょう。

 


 

 

◎PMSの原因って何??

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PMSの原因ははっきりとはわかっていませんが、女性ホルモン「エストロゲン」と「プロゲステロン」の変動が関わっていると考えられています。約1ヶ月の月経周期の間にも女性ホルモンは劇的に変動し、この女性ホルモンの変動はこころとからだに影響します。特に、月経前の黄体期にはエストロゲンとプロゲステロンの急激な低下により、さまざまな精神的・身体的症状があらわれます。

 

月経周期と連動するPMSは、月経が始まる思春期頃から症状が出始める人もいます。また、年齢とともに月経の回数を重ねることで、症状が強くなっていく傾向があるようです。

20代の女性はこころの症状の中でもくよくよしたり、憂うつになることが多い傾向がありますが、30代になると、こころの症状では怒りやすくイライラすることが多くなります。また、こころの症状に加えて、頭痛、めまい、吐き気、疲れやすいなどのからだの症状もでてくるようになります。

 

 

グラフ 女性のPMS発症時期

 

また、妊娠・出産経験、子育て、仕事の有無もPMSの症状に影響します。

一般的に妊娠・出産経験のある女性の方がイライラする、怒りやすい攻撃的になるといったこころの症状があらわれやすいです。何かと悩みの尽きない子育ても、こころの余裕が影響して、PMSの症状としてあらわれてくるのでしょう。

仕事の有無では、働く女性の場合では、仕事に集中できずにミスが増えたり、他人と口論したりすることが多くなってしまうことがあります。専業主婦の場合では、家事が手につかなかったり、イライラして家族に八つ当たりしたりすることもあるでしょう。

このように、女性は年齢やそれぞれのライフステージに応じて、女性ホルモンの影響を受け、こころとからだに大きな変化があらわれます。

 


◎特にどういう人がなりやすいの?

 

なりやすいタイプとしては以下のものがあります。

・律儀                   ・自分に厳しい

・こだわりが強い              ・真面目

・負けず嫌い                ・我慢してしまう

・完璧主義                 ・変則的な生活リズム

 

普段からよく悩んだり、考えすぎてしまう人に多くなりやすいといわれています。

 


 

◎どうやって改善していけば良いの?

 

1.食事で改善

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■食塩を控えてむくみ予防
食塩を日頃から控えるのは健康に良いことですが、特にPMSがスタートする頃からは意識して減塩に取り組みましょう。塩分を控えることで、体が溜め込む水分の量を減らし、むくみを改善することができます。味気の無い食事になると続かないので、塩の代わりにスパイス、かぼすなどの酸味、ねぎやしそなどの香味野菜、香ばしナッツや胡麻、フレッシュな挽きたて黒胡椒などを活用しましょう。塩味の強い汁物、漬物、スナック菓子などは出きるだけ控えましょう。

■カフェインやアルコールを飲みすぎない
カフェインやアルコールは、胸の張り、神経の緊張、不安症を悪化させるといわれています。カフェインはコーヒー、紅茶、緑茶、チョコレート、栄養ドリンクなどに含まれます。麦茶や杜仲茶などにはカフェインが含まれていないので代わりのドリンクとしてお勧めです。水も十分飲んでくださいね。

 

 

2.サプリメントで改善

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■カルシウム
カルシウムははPMSとの関連性が強く示唆されています。カルシウムはホルモンを生産する内分泌系に影響を与え、十分に摂取することで、気分の不安定、むくみ、食欲、痛みを改善するといわれています。カルシウムのサプリメントを取る時には、その半分の量のマグネシウムも同時に取るようにしましょう。マグネシウムはカルシウムと複雑なバランスを保っており、筋肉をリラックスさせる働きもあります。

■マグネシウム
マグネシウム不足とPMSの関連性が報告されています。マグネシウム不足は、痛みや炎症に関係する物質の作用に影響するといわれています。数ヶ月に渡って、十分なマグネシウムを摂取することによって、むくみ、胸の張り、気分の不安定が改善されるといわれています。カルシウムサプリメントの半分の量を目安として摂取しましょう。

■ビタミンB6
ビタミンB6はPMSを改善するサプリメントとして人気があります。いくつかの報告によると、胸の張りや痛み、PMSによるうつや心配症を改善すると報告されています。ビタミンB6はマグネシウムの働きを高める働きもあります。ビタミンB6の過剰摂取は神経障害を起こすことがあるので、1日に100ミリグラム以上の摂取は避けるようにしましょう。

 

3.マッサージによる改善

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マッサージは血液やリンパの流れを良くするので、血行不良を改善し自律神経も整うため、イライラや生理痛を和らげる効果があります。血行不良の場合は、経血が子宮の外に出にくくなってしまうので、その経血を一生懸命出そうと子宮が頑張ります。その結果、子宮収縮が強くなり、生理痛となって現れてしまうのです。毎日同じ姿勢でいることが多い方や、冷え性の方は血行不良になっている可能性があるので、マッサージで改善していきましょう。

そのほかマッサージの効果を高める鍼灸治療も、PMSにはとても効果的です。

 


 

◎最後に

 

生理時の諸症状は本当に個人差が大きいものです。

他人との比較も大切ですが、今自分が辛いのかどうかを判断基準に動いていきましょう。

ホルモンバランスも乱れは放置してもよくなりません。

早めに改善に取り組んでいきましょう!

 

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