2022/03/14
春は肌荒れの季節!揺らぎ肌対策

こんにちは!

東高円寺みやび整骨院の盛田です!

 

三月に入ってからだいぶ暖かくなりましたね。

陽気もよくなり肌も喜んでいると思いきや、

突然ニキビができる、化粧品がしみる、肌がカサつくなど、

思わぬ肌トラブルに戸惑っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

春は一年のうちでも肌がゆらぎやすい季節です。

そこで今回は、春に肌がゆらぐ原因を探りながら、その対策をご紹介します。

 

 

1、そもそも揺らぎ肌って何?

 

「ゆらぎ肌」とは、季節の変わり目などの急激な気温や環境の変化で肌が敏感になってしまう状態のことをいいます。

症状としてはカサつきやかゆみ、ニキビ、肌荒れなど敏感肌や乾燥肌に似た症状が表れますが、こうした症状を引き起こしているのは、肌のバリア機能の低下が原因だと考えられています。

 

私たちの肌は、肌の一番表面にある角質層のバリア機能によって健康に保たれています。

この機能がきちんと働いていれば、肌の潤いがしっかりと保たれ、外部からの様々な刺激から守ることができます。

 

しかしバリア機能が低下すると、肌の内側から潤いが逃げ、外部刺激に対する抵抗力が弱くなります。すると少しの刺激にも敏感に反応して様々な肌トラブルを起こすようになってしまうのです。

 

また、バリア機能はターンオーバーとも大きく関係しています。

強いバリア機能を形成するために欠かせないセラミドNMF(天然保湿因子)などのうるおい成分は、ターンオーバーの過程で作られます。ターンオーバーが正常に働いていれば、強く健やかな肌バリアが整い、肌トラブルを遠ざけてくれます。

 

 

 

※ターンオーバーとは

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約一ケ月周期で行われる肌の代謝作用のこと。

表皮の基底層で作られた新しい細胞を表面に押しあげ、古くなった角質を垢として排出させる。

これにより常に良い状態の肌を保つことができる。

 

 


 

 

2、肌はなぜ揺らいでしまうのか?

 

■春特有の寒暖差と空気の乾燥

 

春は汗ばむ日があれば、急に寒くなる日があるなど寒暖差が激しい季節です。さらに空気もまだ乾燥しています。こうした急激な気温の変化や乾燥は肌にダメージを与え、水分と油分のバランスを崩してしまいます。

それによってバリア機能を低下させた結果、肌がカサついたり、ピリついたり、吹き出物ができてしまったりと様々な肌トラブルを起こしやすくなります。

 

 

■春風が運ぶ花粉などの刺激物質

 

春風は、花粉や砂ぼこり、黄砂、ダニなどの様々な刺激物質を運んできます。

バリア機能が弱った肌に刺激物質が付着すれば、アレルギー反応を起こしやすくなり、かゆみや乾燥などの原因になります。

 

特に春に増える花粉は、肌に付着して肌荒れを起こすだけでなく、目をこすったり鼻をかんだりすることで、ますます肌へのダメージを強めてしまいます。すると、さらにバリア機能が低下し、外部刺激も侵入しやすくなって肌がどんどん悪化するという悪循環に陥ってしまいます。

 

 

■気温の上昇で皮脂分泌が盛んに

 

春になって暖かい日が増えると、皮脂の分泌も盛んになります。皮脂は肌を守る大切な成分ですが、過剰に分泌されるとニキビや毛穴詰まり・黒ずみの原因になります。

また、不要な皮脂が空気中の酸素や紫外線の影響によって酸化皮脂になると、肌のバリア機能を壊す存在になってしまいます。

 

 

■紫外線の急増

 

夏のイメージが強い紫外線ですが、3月になると紫外線が急激に強まります。みなさんが思っている以上に強い紫外線が降り注いでいます。

紫外線はシミやくすみの原因になるだけでなく、強い刺激で肌を乾燥させ、バリア機能を低下させます。春だからと油断していると知らず知らずに肌はダメージを受け続け、トラブルを悪化させてしまいます。

 

 

■生活環境の変化によるストレス

 

春は入学や入社、異動などで生活環境が変わる季節でもあります。環境の変化でストレスを受けると、自律神経やホルモンのバランスを崩しやすくなります。

自律神経やホルモンバランスの乱れで体の調節機能が衰えると、肌でもバリア機能の低下やターンオーバーの乱れ、皮脂の過剰分泌などの不調が起き、肌トラブルにつながっていきます。

 


 

 

では、ゆらがない肌作りのためには、どのようなことに注意したらよいのかについてお話します!

 

 

 

皮脂を取り過ぎない正しい洗顔

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洗顔やクレンジングのしすぎ、ゴシゴシ洗いなどは、必要な皮脂までも取り去って肌のバリア機能を低下させてしまいます。また、角質にダメージを与えると、バリア機能に欠かせないセラミドも奪いとってしまいます。

まずは、正しい洗顔を習慣づけましょう!

 

1.洗顔前には手をしっかり洗うこと

2.洗顔は32~36度前後のぬるま湯を使います。洗顔料をしっかり泡立てて、額、鼻、あご、頬にまず泡をのせて、手のひら全体を使って軽くなじませた後、肌と手の間に泡のクッションを挟んでなでるようにやさしく洗います。

3.すすぎは、髪の生え際、あごの裏、フェイスラインもすすぎ残しがないようにしっかり洗い流します。

4.洗顔後は、清潔でやわらかいタオルを使い、水分を押さえるように優しくふき取り、すぐに保湿ケアを行いましょう。

 

 

 

バリア機能を整えるケア

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ゆらがない肌を作るには、日々のスキンケアでバリア機能を整え、肌が自ら水分を保つことができるように改善していくことが大切です。そのためには肌の内側にも働きかける美容鍼がおすすめです!

美容鍼は肌の細胞に直接働きかけることでターンオーバーを整え、それによって肌の代謝を正常に戻し、バリア機能を回復させる効果があります

繰り返す肌の悩みに困っている方は、ぜひ一度お試しください。

 

 

 

紫外線対策

 

紫外線も肌のバリア機能を低下させる大きな要因の一つです。特に春は急に強まるので要注意。日焼け止め効果のある化粧品でしっかりケアしましょう。

また、紫外線による活性酸素の増加を防ぐには、抗酸化成分を含んだ食品を摂るのも効果的です。

抗酸化作用の高いビタミンA(βカロテン)、ビタミンC、ビタミンE、カテキン、ポリフェノールは、緑黄色野菜など比較的色の濃い植物性食品に多い傾向があるので、食材選びの目安にしながらバランスの取れた食事を心がけてください。

スキンケア

ゆらがない強い肌を作るには、肌のバリア機能をアップさせることが大切です。肌機能を健やかに整えるスキンケアと生活習慣の見直しで、健やかで刺激に強い肌を育てて、心弾む春を過ごしましょう